西中島・新大阪ツーショットキャバクラ NEWパイの実 西中島店

大阪市淀川区西中島3-14-17
サンワビル 3F 06-4805-2222 OPEN 19:00~LAST 定休日 日曜・祝日

セクキャババアの独り言

命が産まれる奇跡を考えるセクキャババァ

最近だと子供は安全に産まれて当たり前って雰囲気があるよね。
医療が発達したとはいえ、100%安全ってのは無いんだよね。

そこで、助産師「内田美智子」さんの言葉がぐっときたので紹介しとこうかね。

「おかあさんの宝物」
自分の目の前に子どもがいるという状況を当たり前だと思わないでほしいんです。
自分が子どもを授かったこと、子どもが「ママ、大好き」と言ってまとわりついてくることは、
奇跡と奇跡が重なり合ってそこに存在するのだと知ってほしいと思うんですね。
そのことを知らせるために、私は死産をした1人のお母さんの話をするんです。
 
そのお母さんは、出産予定日の前日に胎動がないというので来院されました。
急いでエコーで調べたら、すでに赤ちゃんの心臓は止まっていました。
胎内で亡くなった赤ちゃんは異物に変わります。早く出さないとお母さんの体に異常が起こってきます。

でも、産んでもなんの喜びもない赤ちゃんを産むのは大変なことなんです。
普段なら私たち助産師は、陣痛が5時間でも10時間でも、ずっと付き合ってお母さんの腰をさすって
「頑張りぃ。元気な赤ちゃんに会えるから頑張りぃ」と励ましますが、死産をするお母さんには かける言葉がありません。

赤ちゃんが元気に生まれてきた時の分娩室は賑やかですが、死産のときは本当に静かです。
しーんとした中に、お母さんの泣く声だけが響くんですよ。

一晩中泣きやまなかったりすると「ああ、うるさいな」と思うかもしれませんが、それこそ母親にとって最高に幸せなことなんですよ。
母親学級でこういう話をすると、涙を流すお母さんがたくさんいます。
でも、その涙は浄化の涙で、自分に授かった命を慈しもう という気持ちに変わります。

そんな辛い思いをしながら子どもを産む人がいるのなら「私も頑張ろう」「お乳を飲ませるのは 幸せなことなんだな」と前向きになって、母性のスイッチが入るんですね。

こんな奇跡があって生まれてきたあんたらは、人生楽しく生きられてるかい?
2015.05.29 UPDATE